今回の研究集会は、金山杉育林技術体系に基づいて長伐期大径木生産を続けまた林業成長産業化モデル事業にも取り組んでいる山形県金山町と隣接の新庄市（山形新幹線終着駅）で行います。
見学会では金山杉の大径木を製材している工場をはじめ新庄 市中核工業団地での木材のカスケード利用の実態を視察します。また、金山町では人工樹林として２５０年を超える歴史・伝統 と日本最高樹高を誇る金山杉の大美輪（おおみのわ）の杉を擁する森林を見学し、金山杉住宅の街並みを見ながら再び新庄市 に移動します。
視察を踏まえ、研究集会では、日本の木造建築と伝統の保存 に多大な業績を残されている建築家にご講演をいただいきます。パネルディスカッションでは林業・製材と公共木造建築物工事 の実務家からの事例報告を交え、意匠・構造・林業・製材の各方面で日本を代表する専門家が、林業の実情、課題のある大径木の製材、乾燥を取り巻く設備面や技術面の課題を中心に、中大規模木造建築における木材調達、特に大径木活用に関する諸 問題について幅広い議論をおこないます。
ご興味のある方は奮ってご参加ください。お申込をお待ちしております。
下記のチラシをクリックして、ご記入の上FAXでお申込ください。
