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日刊木材新聞に当協会に関する記事が掲載されました

2015年3月12日

日刊木材新聞 2015年3月12日(木)付

20150312

一般材+プレカットでローコスト化
 木造校舎のJIS改訂受け
 中大規模木造プレカット技術協会

 中大規模木造プレカット技術協会(稲山正弘代表理事)は、一般流通材とプレカットを利用して安価に中・大規模木造建築物を建設できる体制整備を進めている。近く木造校舎のJIS A3301の改訂版が公示される見込みで、JISにあるトラスや高倍率耐力壁を木造校舎だけでなく広く利・活用できるように標準図、積算テーブルなども整備し、これを普及するための講習会も計画する。
 同協会は木造住宅の生産インフラである住宅用の機械プレカットと中断面までの一般流通材を活用することで、中・大規模木造建築物を安価に建設できるよう標準図、積算システムの整備を進めることを計画している。JIS A3301に盛り込まれるトラスや高倍率耐力壁を一般物件にも利用できるように、構造計算ソフトにトラスなどのオプションを追加することをCADソフト会社に働き掛けていく。設計、積算、加工、施工までの一連の流れをスムーズにできるように各ワーキングで検討を進めていくことになった。
 また、これまで任意団体として活動してきたが、一般社団法人化を予定している。会員は、1種39社、2種17社の合計56社。稲山代表理事は「会員のプレカット工場でこうした物件に対応できるようにしていきたい」と話す。

【一般社団法人 中大規模木造プレカット技術協会 事務局】
担当:遠藤龍一 TEL:(0545)37-2465 FAX:(0545)37-2466
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